1.目的と目標
本事業は、経済産業省・資源エネルギー庁の委託により、公益財団法人原子力安全技術センターが、「安全性向上を担うリスク・コミュニケーター育成研修」を継続実施(平成30年度から継続、連続8年目)するもので、
令和7年度の開催形式は6年ぶりに対面式に回帰します。
本育成研修は、リスク・コミュニケーション・スキルの習得を目的としており、原子力知識の獲得を目的とするものではありません。
「基礎編」はリスク・コミュニケーターに必要な放射線生物学、社会心理学、臨床心理学などの基礎科学から構成され「異なるステークホルダー間において1対1で信頼性(ラポール)を形成できる」ことを目標に、
「実践編」は産業・組織心理学、危機管理対応、福島事故経験、演習などの実学を通じて「緊急時に市民・住民が取るべき行動を分かりやすく伝えるアプローチができる」ことを目標にしております。
2.開催日時/定員(いずれも対面式で開催)
※「基礎編」1回目と2回目のカリキュラムは同じです。
※申込状況により定員を調整することがあります。
※事前申込者のみ当日会場へ入場できます。
※当日会場へは筆記用具をご持参ください。
| NO. | 形式 | 時間配分 (質疑応答含む) |
題名 | 担当 |
|---|---|---|---|---|
| 0 | 開講 | 10:20〜10:40 (20分) |
|
事務局 |
| - | 休憩 | 10:40〜10:50 (10分) |
(事前アンケートの回収) | |
| 1 | 合同講義 | 10:50〜12:00(70分) | 【放射線生物学】
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今岡達彦 委員 他 |
| - | 昼休 | 12:00〜13:00(60分) | ||
| 2 | 合同講義 | 13:00〜14:40(100分) | 【社会心理学】
|
堀口逸子 委員 |
| 演習 |
|
|||
| - | 休憩 | 14:40〜14:50(10分) | ||
| 3 | 合同講義 | 14:50〜16:20(90分) | 【臨床心理学】
|
筑波大学 |
| 演習 |
|
|||
| - | ||||
| 閉講 | 16:20〜16:30 (10分) |
|
事務局 |
基礎編:放射線生物学(低線量放射線被ばくと健康影響)
基礎編:社会心理学・認知心理学(リスク・コミュニケーションの実践)
基礎編:臨床心理学(ラポール(信頼性)の形成法とリスク・コミュニケーション)
| NO. | 形式 | 時間配分 (質疑応答含む) |
題名 | 担当 |
|---|---|---|---|---|
| 0 | 開講 | 9:45〜10:00 (15分) |
|
事務局 |
| 1 | 合同講義 | 10:00〜10:40(40分) | 【産業・組織心理学】
|
筑波大学 |
| - | 休憩 | 10:40〜10:50 (10分) |
(事前アンケートの回収) | |
| 2 | 合同講義 | 10:50〜12:00(70分) | 【実学】
|
TAZAKIコミュニケーションコンサルティング |
| - | 昼休 | 12:00〜13:00(60分) | ||
| 3 | 合同講義 | 13:00〜14:00(60分) | 【実学】
|
ア田裕子 委員 |
| - | 休憩 | 14:00〜14:10 (10分) |
||
| 4 | 合同講義 | 14:10〜16:40(150分) |
|
・事務局・TAZAKIコミュニケーションコンサルティング・ア田裕子 委員 |
| - | 閉講 | 16:40〜16:50 (10分) |
|
事務局 |
実践編:産業・組織心理学(ステークホルダーの情報の受け取り方)
実践編:実学(クライシス・コミュニケーション)
実践編:演習(緊急事態シナリオと情報受発信)
| 氏名 | 所 属 | 担当講義分野 | |
|---|---|---|---|
| 委員・講師 | 今岡 達彦 | 量子科学技術研究開発機構 放射線医学研究所 放射線影響予防研究部 部長 | 放射線生物学 |
| 〃 | 飯塚 大輔 | 量子科学技術研究開発機構 放射線医学研究所 放射線影響予防研究部 老化・炎症研究グループ グループリーダー |
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| 〃 | 堀口 逸子 | リスクコミュニケーションコンサルタント ・元内閣府食品安全委員会委員 | 社会心理学 /健康教育学 |
| 〃 | 大塚 泰正 | 筑波大学 人間系(心理学域) 教授 | 臨床心理学 /産業・組織心理学 |
| 〃 | 岡田 昌毅 | 筑波大学 働く人への心理支援開発研究センター 人間系(心理学域) 特任教授 |
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| 〃 | 中村 准子 | 筑波大学 働く人への心理支援開発研究センター 人間系(心理学域) 准教授 |
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| 〃 | 田ア 陽典 | TAZAKI コミュニケーションコンサルティング 代表 | 危機管理 /広報コンサルティング |
| 〃 | 崎田 裕子 | ジャーナリスト・環境カウンセラー | 地域・社会学 /事故対応経験 |
| 委員 | 池田 貴子 | 北海道大学 大学院教育推進機構 オープンエデュケーションセンター 科学技術コミュニケーション研究部門[CoSTEP] 特任講師 |
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| 〃 | 原田 晃男 | 日本原子力研究開発機構 原子力人材育成・核不拡散・核セキュリティ総合支援センター 人材育成推進室 室長 |
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| 〃 | 大須賀健一 | 中小企業診断士(福島県中小企業診断協会正会員) ・防災士(日本防災士会正会員) |
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| 〃 | 市川まりこ | 消費生活コンサルタント ・食のコミュニケーション円卓会議 代表 |
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| 事務局 | 世木田邦生 | 公益財団法人 原子力安全技術センター 企画総務部 参事 |
基礎編:イントロダクション |
令和7年度の募集は終了しました。
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電子メール : risk-comm★nustec.or.jp ★をアットマークに置き換えて下さい。 |