トップページ > 「ふげん」の紹介
安全性実証試験は文部科学省の委託事業で原子力安全技術センターが実施しており、
独立行政法人日本原子力研究開発機構 敦賀本部 原子炉廃止措置研究開発センター
(略称:「ふげん」)はこの試験に協力しています。
〜「 ふげん」の生い立ち 〜
「ふげん」は、昭和41年原子力委員会の「動力炉開発の基本方針」を基に、国家プロジェクトとして建設され運転実績を上げた試験研究炉です。
「ふげん」は、原子力平和利用と自主開発によるプルトニウムリサイクルを基本とする発電プラントとしての技術的成立性を実証し、国内の原子力基盤技術底上げへの寄与と我が国のプルトニウム利用の先駆的役割を果たしたことから、平成15年3月29日に運転を終了し、現在は原子炉廃止措置研究開発センターに組織を改め、原子力発電所の廃止措置に関した技術開発を行っています。
なお、「ふげん」の名前はお釈迦様(おしゃかさま)の両脇にいる仏様(ほとけさま)のふげん菩薩(ぼさつ)に由来しています。